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2019年11月 7日 (木)

FlightGearの機体開発#2:機体資料の収集

FlightGear機体開発について順に追って連載しています。よろしくお願いします。

#2 機体資料の収集
・とにかく情報収集
FA-200を作成することに決定しました。そこでまず始めることは出来る限りの情報を
集めることです。用意したい資料は以下のとおり。
・諸元表
・三面視図
・コクピット写真
・透視図
・飛行特性について語られた文面
・離着陸時の動画
実機が見れる航空祭や航空イベントでは見えにくいところを撮りまくります。

諸元表・・・エンジン出力や飛行速度、全長、全幅など基本情報の入手は容易でしょう。
      そこからもう少し踏み込んだ情報は専門誌などから得ます。図書館などに
      足を運ぶことが多いです。

三面視・・・3Dモデルを作成するには必ず必要です。パネルラインが描かれているものが
      理想的です。輪切りの断面があれば最良です。側面図面がなければ遠距離から
      ズーム撮影された写真で代用します。プラモデルのデカール位置を示した平面
      や側面図も代用できますが、縦横比を変えている場合があるので注意が必要
      です。

コクピット写真・・・3Dコクピットを作成する時の情報源です。解像度の高い画像を探し
      ましょう。同じ機名でも製造時期によって装備が異なる場合があるのでよく
      調べて作成しましょう。マニアックな人が多い世界なので。

透視図・・・機体内の構造がわかる解説図などあると燃料タンクの位置がよく分かります。

飛行特性について語られた文面・・・スペックだけでは実機の操縦感覚やクセは判りません
      のでインプレッション記事やパイロットの経験談を参考に味付けします。

離着陸時の動画・・・機体形状を様々な角度から見る他に、離着陸時の機体姿勢(迎え角)
      やランディングギアの格納時間を調べるなど多くの情報を得られます。

インターネットで得られる情報は多いですが、使えるものはそれほど多くないです。
なので私は本屋や図書館によく足を運びます。情報は足で稼ぐとはよく言ったものです。

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