T-5
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Fuji T-5
T-5は海上自衛隊第201教育航空隊に配備されている初等練習機です。並列の座席と補助席
により計4名が搭乗できます。これは大型機のパイロットを養成することを目的として適した配置
であり、バブル型キャノピーの採用で広い視界を確保しています。1989年に正式採用されてから
今も数機の調達が行われており、後期生産型ではT-7との共通化や民生品の採用でコストが低減
されており計器にカラーディスプレイを採用するなど仕様の変化も見られます。
●モデル紹介
T-7をベースとして作成するもエンジン出力やマスバランスの変更でT-7とは違った乗り味に
なっています。並列座席やカラーディスプレイ、コントロールハンドル(ビュー側はパネル視認
操作のため非表示)など自身初となる部分も多いのが特徴です。並列座席により操作によっては
隣席ビューの切替が必要になります。
Downloads
★ダウンロード方法★
下の利用規約に同意のうえ、アイコンをクリックしGitHubからZIPファイルをダウンロードしてください。
解凍したフォルダの名前"T-5-master"を"T-5"へ変更し、このフォルダを[FlightGear/data/Aircraft]
フォルダへ移動してください。
T-5の操縦は基本操作に準じていますので問題なく飛行できるとおもいます。基本操作に関しては
FlightGear JPサイトにて詳しく解説されていますのでそちらを参照ください。
FlightGear JPサイト : http://flightgear.jpn.org/
このInstructionではT-5のコクピット操作を説明します。
なおここでの説明は別モデルT-7の操作や計器について既読されていることを前提としていますので、未読の方は是非そちらもご覧ください。
【注意】記述内容はあくまでこのモデルの操作説明であり、実機の説明ではありません。
したがって、その内容が実機と異なる表示、操作であってもご理解ください。
●コクピットパネル操作による飛行手順・・・計器・灯火を使用した飛行手順。
※計器・スイッチの操作にはホイール付きマウスが必要となる場合があります。
【始動編】
①正面にある[BAT]をON。その左にある[IGN]もONにします。。
②夜間でパネル照明をつける時は[IGN]下にある[INSTRUMENT LT]をONにします。
輝度調整はその左にある[DIM]ダイアルをホイールで調整します。
⑧主翼端の衝突防止灯(ストロボ)と航空灯(右/緑、左/赤、尾部/白)のスイッチをONにします。
④パネル左側にある[START]をエンジン回転計(N1)が20%以上になるまで押し続けます。
⑤コンディションレバーをホイールしてMIN位置にします。
③パワーレバーはホイールで動かすことが出来ます。レバーを1/10程度前進させ[GND IDLE]にします。
⑥正面パネル[GEN]のカバーを上げスイッチをONにします。
⑦回転計(N2)が50%に達したらコンディションレバーを前進させMAX位置にします。
【計器編】
⑨HSI(Horizontal Sisuation Indicator)はHeading IndicatorにVOR Indicatorの機能を合わせたものです。
ILSのローカライザ、TACANも表示できます。
Range…VOR及びTACANの発信局までの距離をマイル表示します。
表示の切り替えはパネル左にあるスイッチで行います。
※距離表示させるには一度スイッチの切り替えを行う必要があります。
【無線編】
⑩航空機の識別信号を発信するATCトランスポンダを設定します。通常は機器右側ノブをNORM位置にします。作動時はグリーンのランプが点灯します。
【離陸編】
必要な調整が済んだらいよいよ離陸操作です。
⑪ランディングライトをONにします。他機及び管制塔からの視認性を良くするため昼間でも点けてます。
⑫フラップは2段階あり、レバー部をクリックするとDOWN、ホイール押しでUPします。1段目は"TAKE OFF"ですが実機同様にUP状態で離陸した方が比較的に安定しています。
⑬パワーレバーを前進させ、フロントパネル右計器一番上にあるTRQ計を50PSI程度まで上昇させます。
【補足】ターボプロップエンジンはエンジン回転数とプロペラ推力は比例しないのでTRQ計を目安にパワーの調整をしたほうがよいです。
⑭【補足】CONDITIONレバーはホイール押しすることで[FEATHER]及び[CUTOFF]状態にできます。
【補足】スロットル操作はfriction-knobをホイールすることでキーボード入力による速さを変えることができます。
⑮-1パーキングブレーキを解除します。ホイール押しで解除され、クリックでロックされます。
⑯-2パワーレバーをさらに前進させMAXにします。
⑰速度計が80ノットに達したら機首を引き上げて離陸します。引き上げ過ぎると速度が上がらず失速しますので10度程度で上昇します。水平を保ちつつ脚の格納に移ります。正面パネル中央のランディングギアレバーをクリックしてください。格納動作に入るとレバー上部の表示パネルのギアのライトが消灯します
デフロスタ:外気温度がー10℃になるとキャノピー表面が凍結し始めます。凍結が進むと視界が完全になくなってしまい危険な状態になりますのでパネル左下にあるデフロスタをONにします。
【着陸編】
VORまたはTACANを利用して滑走路にまっすぐ進入。パワーレバーを手前に移動させ130ノットまで減速させたら脚を下ろすと共にフラップを2段目"LAND"まで下げます。80ノットでタッチダウンしたら60ノットぐらいまでは惰性で走行し断片的にブレーキを掛けます。ブレーキ制動時は正面パネル真ん中のコーションランプが点灯します。
エンジンを停止させるにはコンディションレバーをホイール押しで[CUTOFF]にします。
最後に[ d ]ボタンでキャノピーを開けて終了です。お疲れ様でした。