Uchiクラフトルーム|HAT's GUNPLA MODELS GALLERY

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Photo & Review


HGUC No.120 RGM-79N GM CUSTOM

Rgm79n

[Kit Review]
『特徴がないのが特徴』はキットも同様で、
人気がある機体なのに素組はイマイチ格好が
よくない。原因は3つ。頭部と腰と成形色。
頭部はおちょぼ口のようなアゴから襟足にかけての下端が一直線になっていて顎を引くと
首後ろがスカスカ。腰は上下長さが短いため
胴体が太く見え足とのバランスが悪い。
成形色は色目は良いが彩度がありすぎて
明るい+色分けの少ない機体であるため
300円モデルとおもえる容姿になる。


[Refine]
機体全体を成形色よりトーンを落とした(くすんだ)色で塗装。のっぺりとした表面にパネル
ラインを追加してパネルの色を微妙に変えることで単調なボデーに変化を付けます。
胴体は上半身と下半身の間に2mm程プラバンを挟むことで胴体を長くするとかなり印象が
変わるハズ(未実施のため)です。顎部は切り欠いて余ったジェガンのアゴを取り付け。
襟足には大き目なポリキャップを斜めにカットしたものを接着することでRX-78シルエットの
頭部形状となります。これらの改修により無骨でクールなジムカスタムに生まれ変わりました。

HGUC No.104 RGM-89S STARK JEGAN

Rgm89s_2

[Kit Review]
成形色も設定に近く色分け再現され素組でも
申し分ないです。メインカメラはクリアブルー
の透明感に内部のカメラモールドによって
頭部の見栄えはとても良いです。頭部は通常の
D型のものが含まれているので好みで変更が
可能です。注意すべきは関節で、はめ込み
精度が高いゆえに塗装すると動きが硬くなり
折れそうになります。増加装甲は全て着脱
可能なので完成後も変化を付けられます。



[Refine]
成形色は設定に近いものの個人的にはA型のような明るめの色が好み(緑が強いとジオン的なため)なので
全塗装を行いました。また、脚部の追加スラスターと膝装甲も同色にしてグレーが多く地味になる配色をアレンジ。
裏技というほどではないですが、左右の足を逆にして隠れてしまう外側スラスターを内側に在るようにしてます。

HGUC No.005 MSN-00100 HYAKU-SHIKI

Msn00100[Kit Review]
HG最初期のキットのため現在のような可動
域は期待できない。REVIBE版はデルタ系
キットをベースにしているため肩幅や足先が
狭くスタイリッシュなシルエットになったが
可変MSになれなかった経緯や当時の技術を
考えると本キットのスタイルのほうが現実
的です。但しこのキット最大の欠点は頭部。
頭の鉢が大きいため丸顔になっているのです。
人気のある百式だけにこの欠点は痛いところ。



[Refine]
まずは問題の頭部形状について。頭部は左右2分割の構成になっています。
この合わせ面を左右それぞれ1mm程度削り込みます。
これを合わせることで頭部の幅を狭くすることができます。
この効果は絶大で見違えるほど格好良くなります。


HGUC No.113 RGM-79C GM TYPE C

Rgm79c

[Kit Review]
ジム系では後発のキットのため可動域が広い。
膝関節は大腿側を僅かにずらすことができる
のだが、この微妙な可動によって腰の入った
ポーズが決められる。成形色は地上戦を意識
した褐色気味の白色であるが、個人的には
やや濃い目かなとおもえる。組み上げて
気になったのは胴体と肩部の隙間の広さ。
おそらく肩アーマーの形状と可動域を考慮
した結果の必要隙とおもえるが、その分
肩幅がムダに広く見えて目立つ。

[Refine]
肩の隙の解決方法は肩関節の軸を1.5mm程切り落とすことです。これで軸が肩に深く収まり隙が
無くなります。この軸は勘合量も十分あるので隙が必要な時は浅めにすればいいのです。
形状の変更は肩アーマーのハンガー位置。胴体側に張り出してるなんて不自然過ぎです。ジム改の
特徴的な部分ではありますが機能美に欠けるので外側へ移設しました。パネルラインを全体に施し
た後、成形色より白味を強くして全塗装。陸戦なので筆によるピッチングで塗装の剥がれを表現。
ジム系MSはのっぺりしている分、モデラーの自由度があります。腕の見せ所なのです。

HG Ver.30th RX-78-2 GUNDAM

Rx782g30th_3

[Kit Review]
1/1ガンダム立像の期間限定販売されていた

キットの静岡ホビーショーバージョン。
HGUCシリーズのデカール違いと思ったら
大間違い。新規金型によるプロポーション
とHGモデルでは見たことのない程のパネル
ラインは正式なナンバリングモデルにしな
いのが不思議な程造形に優れたキット。
現行ではスタータキット2がこの金型らしい?
ので入手可能ではないかと。HGシリーズの
RX-78-2ではおすすめのキット。

[Refine]
浅めのパネルラインだけ修正して墨入れと塗装。これだけで見た目RG並みになります。
やや細身のRGよりこちらの方が自身好みのスタイル。スタイルは人それぞれ好みがある
のでイメージにあったRX-78を購入すればよいとおもいます。HGUC021は腰まわりと足が
これより太目。REVIVE版は上体肩幅と頭部が小さく足長にみえます。最近のBEYOND版
となると逆三角形の上体で細マッチョに。これらを組み替えて理想のガンダムを作るのも
ありかも。ちなみにビームサーベル刀身は立像と似た他キットのものに差し替え。

HGUC No.148 MSN-001X GUNDAM DELTA KAI

Msn001x_3

[Kit Review]
デルタ系機体の重装備試験仕様ということで
外箱のわりにボリューム感のあるキット
です。フル装状態はデルタ系にはキツそう
な感じですが装備配置が全体に散っている
おかげで立ち姿勢は安定しています。
但し、体形バランス的には頭と肩が胴体に
対して大きいことが逆に貧弱なMSに見せて
しまっているのです。




[Refine]
デルタ系の頭部はVアンテナがない故にガンダム系より大きめの頭部によってバランスを
とっているのですが、そのままVアンテナを付けてしまうと頭が大きくなってしまうのです。
それだけVアンテナの存在感は大きいのです。これを解決するには簡単、短くするのです。
もうひとつの原因、肩の二段スラスターについてです。キット余剰パーツのデルタプラス用
スラスターに変更するのもアリです。ですが『KAI』ですからそのままにしたいところ。
という訳で色でバランスをとります。そもそも白に紫のさし色はメリハリのないボヤっと
したイメージになります。試験運用する機体に使う色ではないです。(個人的な意見です)
ここはトリコロールで試験機カラーに変更。試験装備は特に赤を強調させます。そして肩
スラスターに話は戻って、小さく見せるために紺色で塗分けします。このように色使いで
バランスを取ることもできるのです。

HGUC No.182 MSZ-006A1 ZETA plus

Msz006a1

[Kit Review]
Z系フォーマットは確立化されていて
飛行形態もMS形態も体形バランスが
どれも良いです。脛部のジェネレータ
や、ドム・サザビーに見られる
脛スカートなど足元にボリュームがある
機体は安定感が出るため写真映えします。
成形色の色目も良く、そのままで艶消し
トップコートしてよいくらいです。
量産機ですからさまざまなアレンジを
織り込むのもアリです。形状修正より
塗装にこだわりたいキットです。

[Refine]
頭頂部を削り込んで、額カメラから頭頂部にかけてを長く見せるように修正しました。
これによりセンチネル系ガンダムにある頭部前後の『長さ』をより強調します。
あとはワンポイントで青色を所々に追加して隊長機っぽく塗装してみました。

HGUC No.115 MSN-001A1 DELTA PLUS

Msn001a1

[Kit Review]
各関節はしっかりと保持され立ち置き
も安心です。デルタプラスの定番ネタ
はその機体色。グレー系というざっく
りな設定によりメディアによって色味
が違っています。本キットの成形色は
紫よりのグレー。やむを得ない理由が
あるのかもしれませんがやはり違和感
があります。ちなみに、Z系機体は
足裏が細長いので足首を伸ばすように
飾ると足が長く見えて(ハイヒールと
同じ)スタイルよくみえるのです。

[Refine]
やはり全塗装で自身のイメージに寄せることに力を注ぎます。結果としてMGデルタプラス
の色味(ライトブルー系グレー)に落ちつきました。

HGUC No.007 RX-75 GUNTANK

Rx75[Kit Review]
関節が少なく殆どモナカ構造のため
パーツ点数が少なくすぐに組み上がります。
色分け再現がしっかりしていて良キットと
言われています。が、個人的に上半身の形が
気になります。前面投影面積を少しでも減ら
したいのが戦闘車両というもの。特に胸元の
角度が立ち過ぎです。あと砲身が長過ぎです。
結果アンバランスなシルエットになっていて
格好良くないのです。


[Refine]
自身イメージのガンタンクにするためデザイン画まで描いて修正点を洗い出し。
まずは胴体の修正から。上半身を胸上から背中下にかけて斜め切断。切断面に沿ってスライド
させ接着し、胸に空いた空間はパテで埋めて水平面を成形します。
コクピットは胴体側にある設定とするため胸中央を突き出して装甲を増しています
(そもそも胸の中央が凹んでると女性っぽくみえる)。大きすぎる頭部はセンサー化により
ガラス部の上下を切断し薄くし頭部全体を低くする。後頭部には通信機器収納部を追加。
砲身は20mm程度切断してバランスをとります。下半身は腰部を上下ぎりぎりまで削ります。
これらの修正により前後に長く、高さを抑えたシルエットになりました。
駆動部は転輪への装甲板の追加、灯火類の追加。
最後に画像では見えませんが後部に搬送用トレーが展開できるようになってます。

HGUC No.111 MSZ-010 ZZ GUNDAM

Msz010_4

[Kit Review]
2軸関節フォーマットで可動範囲が広く
3機分離できるのは楽しみ方が広がります。
体形バランスで気になるのが頭部の大きさ。
頭部が小さい。頬部が狭くて顔が埋まり込ん
でいて強そうに見えないのが残念。
パネルラインも少なくのっぺりとしてますが
逆に手の加え甲斐があります。
素立ちでは背部ユニットが重く上体を
前かがみにしないと後方に倒れてしまうので
スタンドが欲しくなります。


[Refine]
カラーリングをセンチネル系の塗装に変更。白塗装のパネルは明暗2色の塗分けをして単調に
ならないようにしてます。キットの頭部は幅が狭いため全体のバランスとして小顔過ぎるのが
気になりました。よって頭パーツ前側を中央で割って額ビーム口がめり込むようにして接着。
顔パーツ全体もやや下げてます。これによってできる目の上の隙間はひさし部を延長するように
プラ板追加。顎部の形状もZ系の鋭い形状に修正。

HGUC NO.029 MSN-0011[EXT] Ex-S GUNDAM

Msa0011ext

[Kit Review]
重量級のキットのためスタンドは必須です。
アクションベースでも強度不足になるので
しっかりとした支柱を用意してください。
HGフォーマットとしては単ポリキャップ
など古いものですが体形バランスが良くて
部品点数も多く、作りごたえと達成感は
とても高いキットです。
Sガンダムパーツも入っているので作り
変えることもできます。


[Refine]
モデルグラフィックス別冊ガンダムセンチネルにある別バージョンイラストを再現。
ビームランチャーを両手で持つポーズにするには腕の長さ足りないため肘関節を延長。
各センサーにはアルミシールを下地にしてビームサーベル等の蛍光ランナーを埋め込んでいる。
キットの頭部はイラスト同様に顔が小さいが、どうも蚊の顔みたいに細すぎて気に入らない。
イメージとしては先の冊子の表紙のようにしたい。そこで頬あて部を僅かに切り落として顔の
見える面積を拡大。マスク部を薄プラ板で作成し重ねて接着し口元を拡大。顎部も突き出し気味
に形状変更。イラストイメージにするため機体全体のエッジをやや丸めに処理。

HGUC NO.086 RX-93 v GUNDAM

Rx93

[Kit Review]
ガンダム系機体では最大となるためそれを
支える関節構造も専用設計されている。
見えにくい箇所もモールドが入っていて
キット全体に他のHGと雰囲気が違う。
フィンファンネルは立ち姿勢の重心に大きく
影響し、知らずに倒れていることが多い。
体形バランスは手を加える必要ない程良い。
パーツが大きい分、白部分が間延びするので
パネルラインや赤のコーションマークを
追加すると映える。


[Refine]
形状的な修正は必要なく、パネルラインを追加した程度。といってもこのパネルラインの
入れ方はセンスを問われるところ。RG版が出る前の作品なので自身で妄想して引いたもの。
ひざ下パネルのようなジオン系意匠は線引き難しいです。こういったことも作る楽しみ。
関節部モールドはアルミシールを使用してメカ感を出していますが、部分的なキラキラ部を
入れるのも質感が良くなる技です。


HGUC NO.079 RX-79[G] GUNDAM GROUND TYPE

Rx79g_3

[Kit Review]
旧モデルですが2軸関節で可動域は広いです。
名ポーズの座り撃ち姿勢はできますが
自由度は無いです。
このキットの最も良い点はコスパです。
これだけのパーツがあって2000円しない
なんて嬉し過ぎです。
新モデルNo.210とよく比較されますが
見た目だけを簡単に言うと旧モデルは
RX-78考察からのデザインであり
新モデルはアニメ設定画寄りになった
感じです。胸部と頭部が狭くなったこと
による等身の変化は好みが分かれるかも。
[Refine]
形状的な修正はしてません。パネルライン追加と白色の明暗塗装。陸戦系MSは汚し塗装が似合い
ますが、凸部の擦れを僅かに入れた程度で上品な感じにした。武器に重量感出し過ぎたかな。


HGUC NO.155 RX-79[G]Ez-8 GUNDAM Ez8

Rx79gez8

[Kit Review]
成形色が白はアイボリーで青も濃いくすんだ
水色なので砂漠上にいるような色合い。
陸ガンと並べると色味が合わない感じ。
それ以外は申し分ない良キットです。
08小隊シリーズは武装の互換性が高い
ので買い揃えると様々なシーンを再現
できる。ミリタリー感があり
プレイバリューが高いのが魅力。




[Refine]
形状修正はなく、機体の色合いを好みに変更。汚し塗装の似合う機体ですがしてません。
カスタム機なので汚すなら劇中シーンに沿った傷み具合を再現したい。


HGUC NO.020 RGM-79 GM

Rgm79

[Kit Review]
800円弱の値段と薄い外箱、そしてGMの
イメージから安い造りを想像してしまい
がちですが組み上げれば存在感のある
見映えに気付かされます。
そもそもHGUC NO.21はRX78ガンダム。
その理由も納得できます。
武器が少ないのが惜しいが他キットから
まわすことで汎用MSらしさが出ます。
なんでもアリが量産機の良いところ。



[Refine]
無防備な機体をいかに格好良く見せるかがモデラー魂というもの。
パネルラインを追加したり白色2トーン塗りで主役機イメージに。
体形バランスも修正してます。首が短く前寄りのため、なんというか、頭悪そうなんです。
首部を削り込んで他の首用パーツを埋め込むことで頭位置を後方及び上方へ移動。
これにより胸部の厚みが増し、首があることで(アゴを引けるので)全体が凛として
見えるのです。ほんの数ミリの違いですが見た目が大きく変化しますよ。
ちなみに頬部も一部彫り込んで立体的な形状に修正。



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