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2019年11月16日 (土)

FlightGearの機体開発#5:wingの作成

・グリル部の作成
fuselageの先端部分であるグリル部は押し出し面による作成ではなかなか思う
ような形になりません。このような箇所は別面を追加して成型していきます。
立方体を細分化して点をひとつひとつ移動させます。その場合でもfuselageの
時のようなメッシュ構造(くもの巣のような網目構造)を意識して作成します。
このメッシュを四角形になるように作成すると面の曲率連続性が良くなりキレイ
な表面になるので、極力三角形を減らすように処理していきます。

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・主翼の作成
fuselageの細かい部分は後にして先に翼を作成していきます。
主翼は翼断面形状(翼型)を面作成したあと押し出しで徐々に変形させて作成
していきます。FA-200は直線翼で翼形変化もないので楽に作成できます。
図面参考に上半角を付けて押し出ししてしまうと面編集作業が面倒になるので
Y軸水平状態で押し出し作成し、翼が完成してから上半角で配置するようにします。
面構成はフラップやエルロンも考慮してあとで分割し易いようにします。

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翼で結構悩まされるのが翼端部。グリル同様にこの部分は別面で作成します。

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エルロンやフラップは主翼全体が完成したあと別オブジェクトへ分離します。
分割によって不足する各翼のコバに面を張ります。

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尾翼も主翼同様に作成していきます。

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大まかな機体形状が完成しました。

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