2019年11月 3日 (日)

FlightGearの機体開発#1:機体の選定

FlightGear機体開発について順に追って連載していきますのでよろしくお願いします。

#1 機体の選定
・何が作れるのか
FlightGearの世界では様々なモデルを飛行させることが可能です。
プロペラ機やジェット機、ヘリコプター。航空機以外にも艦船、自動車、バイクなど作成
している方もいます。SF的なものも作成できます。
これら作成したモデルは個人的に使用する分について何ら問題はありませんが
公開することを前提とした場合は著作権について理解しておく必要があります。

・著作権について
アニメやゲームに登場する乗り物を作成し公開した場合は著作権違反で訴えられる場合が
あります。まれに公開されているものもありますが、それは著作元が気付いてないか影響
が少ないため静観しているとおもってよいでしょう。
実機を作る場合でも配慮が必要です。私自身も自衛隊機を作る際、公に見れる画像では
部隊マーク無しの機体にしたり、戦闘機が市街地を超低空で飛ぶ画像は避けるなどしてます。
他の機体開発者で航空機メーカーから公開止められた例もあるようです。

・GNU GPLライセンスについて
FlightGearの公開プログラムの殆どはGNU GPLライセンスが適用されています。
このライセンスは、公開されたデータの複製、改良、公開を認めるものです。
オープンソースであるFlighgearは世界中の人が手を加えることで発展してきたものであり
このライセンスによって成り立っているといえます。
ライセンスはプログラム内に明示する必要があり、私自身の機体データもGNU GPLを適用
しています。よって自身のT-7データを流用して他の機体を開発・公開して構いません。
ただし、公開したデータについてもGNU GPLが適用されなければなりません。
ちなみにこのライセンスは利益を得るために使用することも認めています。
当然GNU GPLライセンスでないプログラムもあるので利用前に確認しましょう。

・何をつくるか
オーソドックスで作りやすい単発レシプロのプロペラ機で低翼型、固定脚から選んだ結果
今回作成する機体は『エアロスバル FA-200』にしました。
FlightGearにない機体ですし地方空港に合う機体が欲しかったので選びました。
この機体を作成していきますのでよろしくお願いします。

Fa200rs